肩こりに効く!効果的で簡単にできるストレッチを紹介します その5

肩こりを解消するストレッチと注意点について

日本人の国民病ともいわれている肩こりですが、こりがひどくなってくると頭痛や吐き気がしてとてもつらいものです。

その解消法として真っ先に浮かぶのは揉む・叩くという方法です。これは上手に行えば効果的にほぐすことができますが、素人が無理やり経ってしまうと逆に肩こりを悪化させてしまうことがあります。肩こりの主な原因は筋肉疲労や緊張またそれに伴う血行不良と言われていますので、筋肉を伸ばしたりかつ緊張をほぐすのに効果的なストレッチを試してみてはいかかでしょうか。

このストレッチには様々な方法があるのですが簡単にできるものとしては、右側の頭に手をかけてゆっくりとそのまま横に倒して首の左の筋肉を伸ばし、そして反対方向も同じように伸ばすという方法があります。

他にもゆっくりとした動きで思いっきり首をすくめて縮ませてから今度はゆっくりと肩を降ろして首を伸ばす、腕の付け根を意識して外から中へ・中から外へと大きく腕を回し肩の関節を動かす、体の後ろで両手を内側にして組み肩甲骨を寄せるように上にあげるといった方法があります。

また一日の終わりに「猫の伸びポーズ」をするのも気持ちがよくこれは、四つん這いで胸を床に下げつつ腕はまっすぐお尻は斜め後ろの高い位置に引いていくという猫の背伸びをイメージして行うもので2~4回ほど行うと効果的です。

ただ背中で対角線上で手がつなげない・猫背であごを突き出す姿勢を自然としてしまうという人は、肩甲骨の筋肉が硬くなっている可能性が高いので「肩甲骨はがし」というストレッチを取り入れてみるといいかもしれません。その方法には仰向けに寝転がって肩甲骨にテニスボールを押し当て体重を掛けながらぐりぐりと筋肉を揉みほぐすように動かした後、力を抜いて30秒ほどそのままの姿勢でいるというのを2回ほど繰り返すというものがあります。

揉みほぐすのは一部分だけではなく、凝っているなという部分をまんべんなく行うと更に効果的です。肩こり解消のためのストレッチには色々なものがありますが、勢いよくはずみをつけて行ってしまうと筋肉を痛めたり怪我をしてしまうことがあります。

ですからストレッチを行う際には姿勢を正してからゆっくりと時間をかけて伸ばすことが大切ですし、そうすることで効果も最大限に引き出すことができます。

加えて腕や首・肩甲骨などを伸ばす時には息を吐きながらまた伸びを元に戻す時には息を吐くなど呼吸を止めないようにすること、伸ばそうと思っている部位を意識しながら行い心地よく感じる程度で止めておくことなども大切になります。

また体が冷えている時は筋肉が縮んだ状態になっていますので筋肉をほぐしそして柔軟性を高めるためにも、できれば入浴後など体が温かい状態で行った方が効果があがりますし筋肉も傷めません。

このように注意点も多いですが肩こりを解消するためにはたまにではなくこまめに行うことが大事になりますので、ストレッチをするのが苦しくならずまた飽きない程度でいいのでこまめに続けていくよう努力しましょう。

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