肩こりに効く!効果的で簡単にできるストレッチを紹介します

注意が必要な肩こり


肩こりの原因が肩じゃない?

肩こりの主な原因は、肩や首(後頚部)、上背部の筋肉が緊張することによって硬くなってしまい、血流が滞ることによっておこります。
その場合はストレッチやマッサージなどを使って筋肉をほぐしてあげればいいわけですが、実は肩こりに重大な病気が隠されていることがあるので注意が必要です。
例えば普段肩こりなど経験したことの無いような人が、ある時突然、片側だけ肩が急に痛くなることがあります。
特別運動をしたりぶつけたりといった理由がないのに、急に片側だけ肩こりを感じる場合、もしかしたらもっと大きな病気のサインかもしれません。
その病気とは、心臓・肺・胃などの内臓の病気です。
それらの内臓に異常が起こると、その異常と痛みのシグナルを脳に伝えるのですが、その途中で肩こりを伝える神経と同じ通路を通るため、脳は内臓からの痛みを肩からの痛み=肩こりとして認識してしまうのです。
もちろんこの場合、本当に肩がこっている訳ではないのでいくら揉んでも伸ばしても効果はありません。
突然かつて無いような強いコリが襲ってきて、いくらほぐしてもまったく改善されない場合、すぐに病院で内臓の検査をしてもらいましょう。



五十肩・四十肩

五十肩とか四十肩と言うのを聞いたことがあるでしょう。
実はどちらも同じもので、肩が痛くて腕が上がらない・腕を上げると肩が痛いという症状が特徴です。
これらは肩こりがひどくなって起こると考えている人がいるようですが、実は肩こりとは全く別の症状です。
五十肩(四十肩)は正式には「肩関節周囲炎」といって立派な病気のひとつです。
加齢により肩関節周辺が衰えたり、肩関節を使いすぎたり、逆に長時間動かさなかったりすると、肩関節の周辺の軟部組織(骨以外の靭帯や関節包など)に炎症がおきます。
これが五十肩の主な原因です。
炎症が起きている訳ですから、症状がひどいときは安静にして動かさないようにしなければなりません。
痛みがひどいときは患部を冷やしましょう。
そのあと痛みが引いてからはムリの無い範囲で動かします。
ずっと動かさないでいると血行が悪くなり、治癒が遅れるとともに、周辺の筋肉が硬直して治った後も肩が上がらなくなってしまうからです。
痛みが収まったら患部を温めながら無理のない範囲でゆっくり動かしましょう。
いずれにしても、通常のストレッチは不可ですので気を付けてください。


↑ PAGE TOP